ポスター作成

お話を伺うと、現在は火災報知器の設置は義務ではないけれど（2011年5月に義務化）、火災報知器が設置されていなかったために火事に気づくのが遅れて亡くなられた方が沢山いらっしゃる、とのことでした。

「自分や家族の身を守るために火災報知器を付けよう。」と思い、行動に移していただくためには、まずは火事を"自分事"として捉えさせることが重要です。そのため、ポスターのデザインには、プライベートからオフィシャルな様々なシーンを描き、登場人物も子どもから大人まで沢山の人を描き、出来るだけ多くの人々に火事のシチュエーションをイメージさせることができるようなデザインを提案しました。

また、同時に配布用ティッシュも作成いたしました。

薬局の店頭に貼り出す屋号変更を告知するポスターを作成いたしました。

本来、ポスターとは歩いている人を立ち止まらせ、興味を抱かせるように伝えたいことを全面的に打ち出すものですが、お客様からは「あまり主張が激しすぎないものにしてほしい」という要望がありました。

「薬局の利用者は、ご高齢者が多い」ということでしたので、ご高齢者の好まれるデザインを意識し、落ち着いたイメージを持たせつつ目にとまるようなポスター作りに取りかかりました。

一般的なポスターは用紙が白地に黒文字で文章だけを全面に表現するパターンが多いのですが、あえてイラストを中心付近に配置し、色合いは柔らかい雰囲気を演出。文字サイズも大きめに、読みやすさを考慮して作成しました。