展示会向けカタログ印刷完全ガイド|失敗しない部数計算と直前発注の極意

テキストテ「展示会まであと2週間なのに、カタログの部数が決まらない…」

「印刷って今から間に合う?納期はどれくらい見ればいい?」

このように、展示会直前になって焦る担当者は珍しくありません。BtoBの展示会では、来場者に配布するカタログが商談の重要なきっかけになるため、部数不足や納期遅れは絶対に避けたいトラブルです。

この記事では、展示会向けのカタログ印刷で失敗しないための部数の見積り方や納期の目安、発注時のポイントを実務目線で解説します。

展示会直前のカタログ準備で「絶対に避けるべき」3つの重大事故

大規模展示会が近づくと、カタログ印刷の依頼は急増します。まずは、直前になって慌てて制作するケースでありがちなトラブルとその背景や影響を整理しましょう。

初心者担当者が陥りやすい「部数不足・納期遅れ・仕様ミス」

展示会カタログで頻発するのは「①部数不足」「②納期遅れ」「③仕様ミス」の3パターンです。

部数を控えめに見積もりすぎて早々に配布物が尽きるケースは「カタログ担当初心者あるある」です。

また、入稿データの不備で印刷が搬入期限に間に合わないケースや、進行判断を誤って想定と異なる仕上がりになってしまうという例もあります。

なぜBtoB展示会では「紙のカタログ」が商談成約率を左右するのか

BtoB展示会で配布するカタログは、名刺交換後の商談フォローを支える重要なツールです。

ブース訪問者が持ち帰って社内検討や稟議に使ったり、「とりあえず読んで」と社内担当者へ回覧したりするため、配布漏れは機会損失に直結します。

印刷物の質や数が不十分だと、せっかく興味を持ってブース訪問してくれた潜在顧客を逃しかねません。

最速で発注へ!大事な「3つの基本仕様」の最適解

カタログ制作の過程は、仕様・デザイン・納期など、検討項目が多岐にわたります。まずは以下の3点を押さえておけば、冒頭に挙げたような重大事故は防げるでしょう。

「サイズ・ページ数・紙」で失敗しない王道スペック

カタログ印刷では、サイズ(A4やA5など)、ページ数(8ページ・16ページなど偶数単位)、用紙の種類(コート紙・マットコート紙など)の3要素が基本です。

展示会なら、持ち帰りやすいA4サイズ16〜24ページ前後で、紙は軽量かつ印刷映えする「コート紙」が定番といえます。

デザインの凝りすぎは厳禁、「情報の見つけやすさ」を最優先

展示会では、華美なデザインより「読み手が次に取るべきアクションを迷わせないこと」が大事です。「この製品のサイズをもう一度確認したい」「担当者にデモを依頼したい」といった目的の情報へすぐアクセスできる構成を目指しましょう 。

 例えば、各ページの下部に必ず「お問い合わせ電話番号」を置く、最終ページに「商談予約用QRコード」を大きく配置する、などの工夫が効果的です 。

もう迷わない!展示会規模別「適正部数」算出ロジック

展示会のカタログ部数を見積もる方法は、「①全体の来場者数から逆算する方法」と「②自社ブースへの訪問見込みから計算する方法」の2つがあります。

初めて出展する場合は①が、過去実績がある場合は②がおすすめです。

①「持ち帰り率」で来場者数から逆算する方法

展示会全体の来場者数が「3,000人」規模なら、自社ブースへの立ち寄り率は「5~10%程度」がひとつの目安です。

仮に「来場者の2%」がカタログを持って帰ると仮定すると「60人」。つまり、配布用に搬入するのは「70〜80部」が妥当なラインです。

ただし複数部持ち帰る来場者もいるため、少し余裕を持たせて100部程度用意すると安心です。

【早見表】展示会規模別・推奨印刷部数の目安

先の持ち帰り室率を想定すると、展示会の規模(来場者数)別の必要部数は以下のようになります。

展示会来場者数ブース立ち寄り想定(2%計算)搬入部数
1,000人規模20人30~50部
3,000人規模60人100~120部
5,000人以上100人以上150~200部

ただしこの表はあくまでも想定です。実際の持ち帰り率には、展示会のテーマや企業ブースの位置・見せ方など、複数の要因が影響します。

②すでに出展・配布実績があるなら「ブース訪問想定数×1.5〜2.0倍」が安全

過去にブース出展訪問数のデータを取った経験があるなら、「ブース訪問想定数×1.5〜2倍」がおすすめです。

余った分は後日の営業活動や社内資料に転用できます。

【実務直結】短納期印刷のスケジュール管理と発注のコツ

ここでは、直前発注の進行イメージや発注のポイントを紹介しましょう。

「月曜入稿・水曜納品」が可能なケースも:特急印刷の活用イメージ

多くの印刷会社で、データ入稿から中1〜2営業日で納品できる「特急印刷」プランを用意されています。

例えば「月曜午前に入稿すれば水曜夕方に受け取れる」というプランなら、展示会まで1週間でも十分間に合う計算です。

以下の表は短納期プランの一例です。

入稿タイミング納品可能日展示会までの日数
月曜午前水曜夕方2営業日
火曜午前木曜夕方2営業日
金曜午前翌週火曜3営業日(週末挟む)

ただし繁忙期や大型連休前は例外となる場合があります。必ず印刷会社に直接確認しましょう。

短納期発注で損をしないための注意点 

さらに、短納期対応のプランでは、用紙や製本方法の選択肢が通常よりも少ない場合があります。

特殊紙やオプション加工を希望すると納期が伸びるため、標準仕様での発注が基本です。

入稿データに不備があると修正のやりとりに時間がかかります。印刷会社が指定するテンプレートやガイドラインに沿ったデータ作成を心がけましょう。

こちらの記事で、カタログ印刷にかかる費用の相場やその要素も参考にしてみてください。

印刷会社へスムーズに伝えるべき「必須情報」リスト

繰り返しになりますが、発注時には「納品希望日」「部数」「仕様(サイズ・ページ数・用紙・製本方法)」の3点をはっきりと伝えましょう。

加えて、配送先が「展示会場」なのか「オフィス」なのか、搬入日時指定があるかも重要です。

印刷会社が事前にスケジュールを組めるよう、できるだけ早い段階で相談し入稿予定日を共有しておくとスムーズです。

展示会当日に後悔しないための「最終確認チェックリスト」 

最後に、発注前の確認ポイントや優先事項を改めて整理します。

入稿直前の最終チェック5項目

以下の5つは、必ず発注前にチェックしておきましょう。

  1. カタログ仕様(サイズ・ページ数・用紙・製本方法)は決まっているか
  2. 印刷・搬入部数を根拠のあるロジックで算出したか
  3. 入稿データは印刷会社の指定形式に準拠しているか
  4. 納品希望日と配送先は正確に伝えたか
  5. 展示会当日の搬入スケジュールに余裕があるか

納期が迫っている時ほど「部数・納期・仕様」を最優先

時間がないときほど、細部にこだわるより「部数・納期・仕様」の3要素を確実に固めてください。

デザインや演出は後回しにしても、「必要な情報が載っていて、展示会の当日、確実に手元にあるカタログ」こそが、展示会からの商談を成功に導きます。

カタログ制作のコストを抑える5つのコツも参考にしながら、無理のない発注計画を立てましょう。

まとめ:抜かりない準備で「機会損失ゼロ」、ブース出展成功へ

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキス展示会直前でも、部数・納期・仕様の3点さえ固めれば、カタログ印刷は十分間に合います。

迷ったら「ブース来場想定数×1.5倍」で部数を決め、今すぐ印刷会社に納期を相談しましょう。完璧は目指さず、まずは「展示会での配布による潜在顧客層へのリーチ」を確実に。

その後きちんと効果検証し、内容や見せ方を改善するサイクルを作れば、さらなる営業活動の効率化が期待できます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
弊社ではカタログ・パンフレットの制作を行っております。
詳しくは下記リンクより確認でき、資料ダウンロードもできますので、のぞいてみてください!

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