「うちの会社案内、いつ作ったんだっけ?」「採用資料と営業資料で、会社の説明が統一できていない」と感じていませんか?

企業パンフレットは、取引先や求職者からの第一印象を左右する重要なツールです。情報が古いままだったり、メッセージに一貫性がなかったりすると、会社の魅力が伝わりません。

この記事では、決算期に向けて企業パンフレットを更新すべき理由と、この機会をブランド強化につなげる4つの戦略を紹介。そして実務的な改訂の進め方まで、詳しく解説します。

1.なぜ今か?年度末・決算期が企業パンフレット見直しに最適な理由

年末から3月にかけての決算期は、企業パンフレット見直しに最適です。年度実績が確定して来期の事業計画も固まるため、「何を伝えるべきか」が最もクリアになるタイミングだからです。

さらに、採用の準備や営業資料の更新、社内の方針整理という「三つ巴」で情報発信の重要性が高まります。

しかし多くの企業では「情報が古い」「メッセージに一貫性がない」「デザインが時代遅れ」のまま、会社案内が放置されているのが実情です。

「事業内容はそんなに変わらないから」といって先送りした結果、気づけば数年前の情報のまま…ということも。しかし会社案内は「会社の顔」です。どんなに優れた商品やサービスを持っていても「顔が古い」企業のままでは信頼してもらえません。

この節目を活かし、ブランド力を強化して新年度をスタートさせましょう。

2. 企業価値を高める!課題別・4つのパンフレット「ブランド強化戦略」

更新されていない企業パンフレットにありがちな課題とその解決策を、ブランディング視点を含めて4点解説しましょう。

読み手を混乱させない:ブレないメッセージ軸の設計方法

まずよくあるのが、「メッセージに一貫性がない」企業パンフレットです。

「経営理念」と「事業紹介」のトーンが噛み合っていないと、読み手は「結局この会社は何を大切にしているのか?」と混乱してしまいます。この課題の解決策は「会社が最も大切にしている価値観を明確に示す一文を置く」です。

例えば冒頭に「私たちは、お客さまの挑戦を技術で支え続けます」と配置したら、その後のすべてのコンテンツを、このメッセージを補強する構成にします。

「信頼できる企業」と印象づける:数字・実績の最新化戦略

「従業員数100名」と書かれているのに、実際には150人に増えていたら…読み手は「情報管理がずさんな会社」という印象を持ちます。

企業パンフレットにおける数字の更新は「単なる事務作業」ではなく、「私たちは常に最新の情報を発信する、信頼に足る企業です」というメッセージそのものです。

従業員数、売上高、主力事業の構成比、取引実績、受賞歴など、決算期に確定している数字をすべて最新化しましょう。

競合に差をつける:選ばれる理由を「3つ」に絞り込み明確化

企業パンフレットで最も重要なのは、「なぜこの会社を選ぶべきなのか?」という問いへの明確な答えです。「当社は高品質なサービスを提供します」では競合他社との違いが伝わりません。

そのためには自社の強みを「3つ」に絞り込みます。たとえば、「業界最速の納期対応」「30年間の実績とノウハウ」「専任担当者による手厚いサポート」といった具体的な強みです。

既存顧客へ「なぜ当社を選んだのですか?」と尋ねてみて、客観的な強みを知る方法もあります。

企業イメージの分裂を防ぐ:採用・営業両用パンフレットの設計小見出し④

営業向けと採用向けでメッセージやトーンが大きく異なると、企業イメージの分裂を招きます。

理想的なのは、一つで営業にも採用にも使える「汎用性」を備えた企業パンフレット。学生や求職者の目線でも「読みやすさ」を設計しなければなりません。

専門用語を避けて写真やイラストを活用し、「社員の一日」や「入社3年目の声」といったストーリー性のあるコンテンツを盛り込むと、会社の雰囲気が伝わりやすくなります。

3. 見落としを防ぐ!決算期〜採用シーズン前の必須チェックリスト

実際に見直しを検討するにあたっては、以下のチェックリストを役立ててください。

チェック項目説明
来年度の事業計画や「経営者の今の想い」は反映されているか新規事業の立ち上げや注力分野の変更など、事業計画に変更がある場合は必ずパンフレットに反映させましょう。特に代表メッセージは経営者の「今の想い」が込められる重要な場所です。
信頼性を左右する数字(従業員数/売上/実績)データは最新か従業員数、売上高、主力事業の構成比、取引実績、拠点数など、数字が古いままでは読み手に不安を与えかねません。決算数字が確定しているタイミングで必ず更新しましょう。
テキ採用・IR・営業資料とメッセージがズレていないか企業パンフレットだけでなく、採用サイト、IR資料、営業資料などの各媒体も、メッセージの一貫性を保っているかどうか横断的にチェックしなければなりません。
テ写真・デザイン・レイアウトが「時台遅れ」の印象を与えていないか内容が最新でもデザインが10年前のままでは、「時代に取り残されている」という印象を与えてしまいます。写真だけを差し替えるだけでも印象は大きく変わります。

4. 【遅延させない】3カ月で完了させる企業パンフレット刷新の実務ステップ

約3カ月で印刷まで完了できる実務手順のサンプルを用意しました。新年度に間に合わせるため、業務スケジュールに落とし込みましょう。

[Week.1]失敗しない制作会社の選定と事前準備

関連部署とともに意思決定したら、すぐに制作会社をリサーチ。

数社へコンタクトのうえで相見積もりを取り、検討して発注先を決めます。

過去の資料を一式共有し、初回打ち合わせの日程を決定します。

[Week.2]メッセージ軸を決定:キックオフ&情報整理

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキス経営者、広報、人事など関係者を交えて方向性をすり合わせ、メッセージ軸・ターゲット・構成の大枠を決定。

数字や実績などの更新データを社内で収集します。

[Week.3~5]構成案・テキスト案の制作小見出し③

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキス制作会社が骨子案を作成し、メッセージ文章のドラフトを作成。

それを受け、社内チェック・修正を行います。

[Week.6~8] デザイン制作

表紙案・全体トーン&レイアウトの初稿を作成。

写真素材の整理や撮影を実施し、デザインのフィードバック・修正を重ねます。

[Week.9~10] 最終デザイン・校了

全ページの最終調整、誤字脱字チェック、情報最終確認を行い、校了データを確定させます。

[Week.11~12] 印刷・製本

 印刷会社へ入稿し、色校正を経て納品完了となります。

5. 【裏技】コスト最小化:「部分改訂」でスピードと品質を両立

全面改訂が難しい場合は、「部分改訂」という選択肢があります。代表挨拶、数字、実績、写真の差し替えなど必要最低限の箇所だけを更新する方法で、これだけでも「今年度版」として十分な効果が出せます。

部分改訂であれば制作期間を1カ月程度に短縮できるため、年度末の駆け込みにも対応しやすく、コスト面でも全面改訂に比べて大幅に抑えられます。

6. まとめ:企業パンフレットの改訂はブランド力強化と年度成功への最初の一手

企業パンフレットは、取引先、求職者、社員に対して「私たちはこういう会社です」と宣言する重要なブランディングツールです。

決算期というタイミングを活かして情報を最新化し、メッセージを磨き上げれば、新年度を強いブランド力とともにスタートさせられるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
弊社ではカタログ・パンフレットの制作を行っております。
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