【BtoB企業必見】会社案内パンフレット制作の基本|構成とデザイン成功事例

「会社案内を作りたいけど、どこから手をつければいいか分からない」「せっかく作っても営業で使われていない気がする」

企業の中で、そんな悩みを抱えている担当者は多いのではないでしょうか。この記事では、BtoB企業が成果を出すための会社案内パンフレットの基本構成から、効果的なデザインのポイント、実際の成功事例まで詳しく解説します。

ぜひ、営業・採用・展示会などのシーンで「本当に役立つ」会社案内パンフレットづくりのヒントにしてください。

1. BtoB企業における会社案内パンフレットの役割

会社案内パンフレットは、特にBtoB企業にとって、限られた時間で自社の価値を伝えて信頼を得るための戦略ツールです。

広報専任がいない企業でも、パンフレットがあれば、誰が対応しても一定水準の企業イメージを伝えられます。

営業・採用・展示会などのさまざまなチャネルで企業の全体像を視覚的に伝えられ、口頭説明だけでは伝えきれない「強み」や「実績」を効果的にアピールできます。

ただし、古い会社案内をそのまま使い続けると、かえって企業イメージをマイナスにしかねません。事業内容の変化や組織の実態に合わせた定期的なアップデートが必須です。

2.【営業・採用で役立つ】会社案内パンフレットの5つの構成要素

ここでは、多くのBtoB企業で採用されている基本構成を紹介します。

企業の第一印象を決める「表紙

表紙は最初に目に入る部分として、企業の第一印象を決定づけます。

社名とロゴをはっきり見えるよう配置し、企業のイメージカラーやキービジュアルを効果的に使いましょう。シンプルでありながら印象に残るデザインが理想です。

共感と信頼を獲得する「企業理念・メッセージ」

冒頭で企業の存在意義や理念を伝えると、単なる会社情報ではなく、共感や信頼を獲得するツールになります。

代表メッセージを掲載する場合は、読み手に親近感を持ってもらえるよう、顔写真とともに人間味のある言葉で語りましょう。

顧客目線で課題を解決する「事業内容・サービス紹介」

何をしている会社なのかを具体的に説明する核となるページです。

専門用語の多用は避け、顧客目線で「自社がどんな課題を解決できるのか」を明確に伝えましょう。図解やイラストを活用すると理解しやすくなります。

信頼性や期待値をより高める「強み・実績」

競合他社との差別化ポイントや、具体的な導入実績を示します。

掲載可能であれば、許可を取ったうえで取引先企業名を記載するのも有効です。さらに受賞歴なども信頼性を高めます。数字で示せる実績は積極的に活用しましょう。

必須の基礎情報「会社概要」

 最後に基本情報として、設立年、所在地、資本金、従業員数、沿革などを掲載します。

信頼性を担保する基礎データとして必須の項目なので、変化があれば随時記録に残し、正しい情報を集められる社内体制にしておくのがおすすめです。

3. 会社案内デザインの重要ポイントとよくある失敗例見出し③

構成が決まったら、次はデザインです。内容がどれだけ優れていても、デザインが素人っぽいと読まれずに終わってしまいます。

3-1. 読みやすさと品格を生む:レイアウトの基本

重要なポイントは、まずは「情報の優先順位を明確にする」こと。次に「視線の流れを意識したレイアウト」です。

余白を適切に取り、情報を詰め込みすぎないよう心がけると、読みやすさと同時に品格も生まれます。

3-2. ブランドイメージを体現する:トーン・色・写真の統一

企業のブランドイメージに合わせて、色調や写真のテイストを統一しましょう。

フォーマルな業種なら「暗めで落ち着いた色調」が、革新的なイメージを出すなら「白・黒・グレーなど無彩色をベースに差し色を添えるな」ど、彩度を抑えたモダンな配色が効果的です。

3-3. プロフェッショナルな印象へ:BtoB企業で避けたい「信頼を損なうデザイン」とは

会社案内のデザインでよくある失敗は、「フォントがページごとにバラバラ」、「文字ばかりで読む気が起こらない」、逆に「装飾が過剰で大事な情報が見つけにくい・内容が読みにくい」といったものです。

BtoB企業では特に「信頼性」が重視されるため、誰にとっても一貫性が感じられるプロフェッショナルなデザインが求められます。

なお、デザインの深い戦略については、こちらの記事でも詳しく解説しています。 

【BtoB戦略】企業パンフレットデザインの最適解|ブランドを高める構成・紙選びの極意とは?

4. 迷わず進める!成果につながる会社案内のための6工程

次は、実際に会社案内を作る際の流れを、段階ごとに見ていきましょう。

4-1. 「誰に向け、何のために使うか」目的の確認(営業/採用/総合)

まずは「誰に、何のために使うのか」を明確にします。

営業用なら「事業内容」と「強み」を。採用向けなら「会社の雰囲気」や「実際に働いている人の声」などを。目的によって強調すべき内容が変わります。

4-2. 「何をどの順でどう見せるか」構成案の作成

目的が明確になったら、どのページに何を掲載するか全体の骨組みを設計します。

表紙から会社概要まで、伝えたい情報の優先順位を考えながらページ構成を決めると、後の原稿作成やデザイン作業がスムーズになります。

4-3. 「不足を防ぐ」情報の洗い出しと素材リスト作成

次に、社内にすでにある資料やWebサイト、過去の提案書などから使える情報を洗い出します。

写真素材や図表データもリストアップしましょう。この段階で素材の不足が分かれば、新たに撮影するなどでの用意も可能です。

4-4. 「自社らしさとは?」価値ある情報を引き出す取材・原稿作成

リストが揃ったら、いよいよ原稿作成に着手します。

経営層や各部署の担当者にヒアリングする際は、「お客様からよく聞かれることは何か」「他社との違いは何か」といった質問を投げかけると、価値ある情報が引き出せます。

4-5. 「内製か外注か?」デザイン制作スタイルの検討・選択

社内の方針や情報が上手くまとまれば、テンプレートツールを活用するなどでデザインを内製する方法もあります。

ただしプロの制作会社に依頼すれば、プロの視点でのブラッシュアップや印刷品質の管理まで任せられます。予算と目的に応じて選択しましょう。

4-6. 「ブランドをより高める」デザインラフ・レビュー

外注する場合、目的に合ったトーン(フォーマル・モダンなど)やレイアウトの方向性を伝え、制作会社などにデザインラフの作成を依頼します。

初期案を社内で共有し、評価や感想を募ります。この段階で関係者の意見を洗い出して集約しておくと、その後の修正が最小限で済みます。

なお、制作会社の選び方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。 

【目的別】失敗しないパンフレットデザイン会社の選び方|実績と料金で比較

【目的別】会社案内パンフレット成功事例3選

ここでは、実際に会社案内パンフレットの見直しで、成果を得られた企業の事例を3つ紹介しましょう。

5-1. 複雑なサービスを「新人営業担当でも説明しやすい」パンフレットへ

「新人営業が複雑なサービスをうまく説明できない」という課題を抱えた大手グループ系のITサービス企業A社では、営業資料としての会社案内を全面見直ししました。

そこで誰が使っても一定の説明品質が保てるよう、構成を整理し、図解中心の「理解しやすい紙面」へ刷新。現場ヒアリングをもとに、「顧客からよく尋ねられるポイント」を優先的に配置しました。

結果として、商談時の説明負荷が軽くなり、資料を使った提案の成功率が向上したという事例です。

5-2. 本社移転に合わせ、「そのブランドらしさ」を伝える会社案内へ

設備・システム分野の企業B社は、本社移転を機に、会社案内をブランドイメージと統一させたいと考えていました。そこで、キーメッセージやコーポレートカラーを軸に構成を再設計しました。

導入事例や技術背景を整理し、読者が企業の専門性を自然に理解できる見開きレイアウトを採用。写真のトーンやアイコン類を統一し冊子全体から企業の個性が一貫して伝わるデザインに仕上がりました。

刷新により営業・採用の両面で、外部説明の基盤となる資料として評価されたという事例です。

5-3. ページの開き方も活用して多角化した事業を整理し「伝わる構成」へ

技術系専門商社C社では、事業領域が年々広がり、既存の会社案内では企業の全体像が伝わりにくくなっていました。

そこでヒアリングをもとに、自社の強みである「ワンストップ対応の体制」がひと目で理解できるよう構成を再設計。観音開きのページや相関図などを採用し、読み手の導線を重視して情報を再整理しました。

使いやすさが向上するとともに、企業イメージもより明確に伝わるようになったという事例です。

まとめ:会社案内はBtoBの企業価値をわかりやすく伝える最強ツール

会社案内は、企業にとって営業・採用・ブランディングを支える資産です。構成、デザイン、そして「伝えたい想い」が一体となったとき、単なる資料を超えて、企業価値を体現する「戦略ツール」になります。

もし今、古い会社案内を使い続けている、あるいは初めて作ろうとしているなら、この記事で紹介したポイントを生かし、自社の魅力が最大限伝わるパンフレットの制作に取り組んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
弊社ではカタログ・パンフレットの制作を行っております。
本記事を読んで「自社の会社案内を見直してみたい」と感じた方は、お電話やメール相談を承っておりますので、短納期や作り替え等お気軽にご相談ください。詳しくは下記リンクより確認でき、資料ダウンロードもできますので、のぞいてみてください!

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