
「展示会が明後日なのに、カタログがまだできていない!」 「急な仕様変更でデータ完成が遅れ、納期が絶望的に…」
イベントや商談を目前にして、このような緊急事態に陥り、冷や汗をかいているご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、諦めるのはまだ早いです。正しい知識と段取り、そして最適なパートナー(印刷会社)を選べば、絶望的な状況からでもカタログを間に合わせることは可能です。
この記事では、カタログ印刷を1日でも、数時間でも早く仕上げるための具体的な方法と、いざという時に頼りになる「駆け込み寺」のような短納期対応の印刷会社を【2025年最新版】として厳選してご紹介します。
なぜ間に合わない?短納期印刷で絶対に避けたい3つの落とし穴

急いでいる時ほど、基本的なミスが命取りになります。最速で仕上げるために、まずはよくある失敗例を知っておきましょう。
- データ不備で受付がストップ :最も多い失敗がこれです。焦って入稿したデータに不備(画像のリンク切れ、フォントのアウトライン化忘れ等)があると、印刷会社でデータが受理されず、修正のやり取りで半日〜1日を簡単にロスしてしまいます。
- 選んだ「加工」で納期が延長 :表面を保護するPP加工や、紙を折る「折り加工」などは、通常の印刷工程に加えて追加で1営業日以上かかるのが一般的です。これを知らずに注文すると、希望の日に間に合わなくなります。
- 「印刷完了日」と「到着日」を勘違い: 印刷会社のサイトに表示される「〇日後発送」は、あくまで工場から出荷される日です。手元に届くのは、そこからさらに配送日数がかかります。
これらの落とし穴を避けることが、最速への一番の近道です。
【最重要】カタログを最速で仕上げるための5つの鉄則

限られた時間でカタログを完成させるには、いくつかの重要なポイントがあります。
以下の5つの鉄則を必ず守ってください。
鉄則①:データは「完全データ」で午前中に入稿する
多くの印刷通販では、午前中(10時〜12時頃)が当日の受付締め切りになっています。
1分でも過ぎると翌日扱いになるため、時間厳守が絶対です。
また、修正の必要がない「完全データ」で入稿することも、時間をロスしないための必須条件です。
鉄則②:仕様は「シンプル イズ ベスト」
最速を目指すなら、仕様は極限までシンプルにしましょう。
- 綴じ方: 中綴じ冊子が最もスピーディーです。
- 用紙: コート紙やマットコート紙などの標準的な在庫紙を選びます。
- 加工: 表面加工や折り加工などのオプションは一切つけないのが基本です。
鉄則③:「超短納期プラン」を持つ印刷会社を選ぶ
印刷会社によって、納期の限界は全く異なります。
「当日発送」「翌日発送」といった特急プランを持つ会社に的を絞って探しましょう。
鉄則④:支払い方法は「クレジットカード」か「代金引換」
銀行振込は、印刷会社が入金を確認するまで作業が開始されません。
このタイムラグをなくすため、即時決済できるクレジットカードか、商品到着時に支払う代金引換を選びましょう。
鉄則⑤:配送先をイベント会場などに直送にする
一度オフィスで受け取り、そこから会場へ運ぶのは時間の無駄です。
多くの印刷会社は、指定した住所(イベント会場、宿泊先のホテルなど)への直接配送に対応しています。
これを活用すれば、半日以上の時間を短縮できる場合もあります。
【2025年版】駆け込みOK!短納期対応のおすすめ印刷会社5選

上記の鉄則を踏まえ、急な入稿にも対応してくれる信頼性の高い印刷会社を5社厳選しました。
会社名 | 特徴 | こんな方におすすめ |
プリントパック | 業界最大手。豊富な商品数と納期プラン。価格も安く、総合力No.1。 | どこに頼むか迷ったらまずココ。価格とスピードを両立させたい方。 |
グラフィック | 品質の高さに定評。サポート体制も手厚く、データ作成に不安な方も安心。 | スピードは欲しいが、品質にも妥協したくない方。 |
ラクスル | 提携工場のネットワークを活かし、最適な工場で印刷。幅広いニーズに対応。 | 地方での印刷や、少し特殊な仕様でも短納期を探している方。 |
東京カラー印刷 | 東京23区内ならバイク便での当日配送など、首都圏でのスピードに絶大な強み。 | とにかく今日・明日に都内で受け取りたい方。 |
日広 | 大阪をはじめとする近畿圏内でカタログ制作に強みを持ち、対面での相談も積極的に行う。 | 近畿圏内でカタログ制作を希望の方。 |
※注意点 超特急プランの料金は通常料金より割高になります。また、対応可能なページ数や部数には制限があるため、必ず各社の公式サイトで最新の条件を確認してください。
まとめ:正しい準備と会社選びで、土壇場でも間に合わせる!

カタログ印刷の納期は、入稿前の「準備」で9割が決まります。
今回ご紹介した「5つの鉄則」を守り、自社の状況に最適な印刷会社を選ぶことができれば、
一見不可能に見えるスケジュールでも、カタログを間に合わせることは十分に可能です。
多くの印刷会社は、電話での納期相談にも対応しています。
Webサイトだけで判断せず、まずは電話で「この仕様で、いつまでに欲しいのですが…」と直接相談してみるのも有効な手段です。
諦めずに、最善の方法を探しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
弊社ではカタログ・パンフレットの制作を行っております。
サイトで注文するだけでなく、お電話やメール相談を承っておりますので、短納期や作り替え等お気軽にご相談ください。
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