【即戦力】リーフレット印刷の基礎知識|効果的な活用事例5選

「新メニューを効果的に告知したいけど、予算が限られている…」

「イベントの案内、パンフレットは高いし、チラシだと情報が足りない」

そんなときに最適なのが「リーフレット」です。1枚の紙を折るだけのシンプルな仕掛けで、デザインの自由度・コストパフォーマンスの両面で優れる点が、多くの業界に支持されています。

この記事では、リーフレット印刷の基礎知識から、サイズ別の特徴、実際に成果を上げた5つの活用事例、印刷依頼前のチェックポイントまで解説します

1. リーフレット印刷とは?目的とパンフレットとの違い

リーフレットはなぜ飲食店やイベント運営、企業など多様な業界で選ばれるのか

リーフレットとは、1枚の紙を折って複数のページのように見せる印刷物です。「二つ折り/三つ折り/観音折り」など、折り方によってさまざまな表現が可能です。

製本が不要なため制作コストを抑えられ、コンパクトに折りたためるので配布しやすく、受け取る側も気軽に持ち帰れる点が人気です。

デザインの自由度も高く、「ページを開く」体験を通じて、情報のストーリー性を強調できます。

パンフレット・チラシとの違い

パンフレットは、複数枚を製本(8ページ以上)するもの。詳しい情報を体系的に伝えられ、窓口配布や資料請求対応に向きます。

チラシは1枚を折らずに使うので、新聞折込やポスティング、街頭配布に向きます。

リーフレットは折り加工により情報を整理して段階的に伝えられます。手渡し、DM封入、ラック設置など配布方法も多様でパンフレットとチラシの「いいとこ取り」ができると考えると良いでしょう。

2. 成果を出す!サイズ・折り方別のおすすめ活用シーン

【A4三つ折り】メニュー紹介・新商品PR・イベントプログラム

A4三つ折りはA4判を3等分に折る形式で、仕上がりは約100mm×210mm。長財布にちょうど収まるサイズ感です。6面を使えるため、情報量とコンパクトさのバランスが絶妙です。

表紙にメインビジュアル、開いて料理の詳細や価格、最後にクーポンや地図を配置する構成が人気です。

飲食店の新メニューのほか、美容サロンや不動産物件、イベントのプログラムにも向きます。

【A5二つ折り】店舗案内やイベント概要

A5二つ折りはA5を半分に折る形式で、開くと見開きでA4サイズに広がります。4ページ構成で情報をシンプルにまとめたいときに最適です。

見開き面はイベントのタイムテーブルや会場マップ、カフェの店舗案内にも向きます。製作コストを抑えやすく、初めての方にもおすすめです。

【長形リーフレット】DM封入・クーポン配布

長形3号封筒(120mm×235mm)にすっきり収まる細長いリーフレットはDMとの相性が抜群で、開封率の高いDMに同封すれば確実にターゲットに情報を届けられます。

クーポンや割引券として切り離せるミシン目を入れておけば、来店や予約のきっかけを作りやすくなります。ヘアサロンや飲食店のキャンペーン告知にも効果的です。

3. 【実例】効果的なリーフレット活用事例5選

リーフレット活用事例① 生活習慣病の理解促進リーフレット(神奈川県・内科クリニック)

A4/巻三つ折り。

糖尿病・高血圧など生活習慣病の治療に取り組む医療チームの体制を、患者が直感的に理解できるよう制作。

患者の不安を「あるある」形式のイラストで表現しつつ、医師・看護師・管理栄養士など多職種連携の強みを伝えて「来院しやすさ」を印象づけられたという事例です。

リーフレット活用事例② 飲食店リニューアルのメニュー兼用リーフレット(福岡県・寿司店)

A4/巻三つ折り。

濃色背景に寿司の写真をメインに据え、「高級感」を伝達しながらも、一貫・一皿からの価格を明示して不安を解消。

店頭・店内の両方に設置し、初来店とリピートの両方の客層に訴求しています。外食や実店舗の販促に応用しやすい設計です。

リーフレット活用事例③ 工業機器メーカーの製品案内リーフレット(神奈川県・工業用機械製造)

A4/二つ折り4ページ。

表紙では製品の高級感を意識しつつ、製品の特長を画面分割で視覚的に表現。

技術商材は説明文章が多くなりがちなところを、デザインの力で的確にセグメントし、圧迫感を感じないよう情報整理した事例です。

BtoB製品の紹介では、機能や性能だけでなく「見た目で安心・選ばれる感」を伝えるのがポイントです。

リーフレット活用事例④ 異なる3種類のサービスを1枚で伝えるパンフレット(新潟県・ギフト販売・卸)

A4/巻三つ折り。

縦に3等分のレイアウトを組み、各サービス内容を一目で理解できるように構成。

中面ではそれぞれ「悩み→解決策」を提示。この形なら、サービスが多い企業でも情報が散らからず効率的です。

複数事業を扱う場合も、構成とデザインの工夫でメッセージを漏れなく伝えられるという事例です。

リーフレット活用事例⑤ 格闘技ジムの入会案内リーフレット(埼玉県・ジム)

A4/巻三つ折り。

清潔感あるデザインが特徴の、格闘技ジムの入会案内リーフレットです。

表紙はレッスン中の動きのある写真で視線を引きつけ、中面を開くと内容や料金表が一目瞭然、入会ハードルを下げる構成に。

「安心して始められる」と感じてもらうのがポイントです。

4. 失敗しない!印刷依頼前にチェックすべき3つのポイント

データ入稿時の基本ルール:塗り足し・折り位置・文字切れに注意

印刷データを入稿する際は、以下の3点をチェックしましょう。

塗り足し:仕上がりサイズから上下左右3mm、背景や画像を広げる

折り位置:重要な文字や画像は折り位置から5mm以上離して配置

文字切れ:テキストは仕上がり線から3mm以上内側に配置

印刷会社のテンプレートを活用すれば、初めての方でも安心です。

印刷会社選びのコツ:価格とサービス内容の比較検討

価格だけでなく、納期の柔軟性や紙見本の提供、折り加工やPP加工などのオプション対応も確認しましょう。

複数社から見積もりを取り、サービス内容と価格を比較検討することをおすすめします。

詳しくは、当ブログの「パンフレット印刷の価格ガイド」もご覧ください。

コスト比較と相場

リーフレット印刷の費用相場は以下の通りです。

仕様部数価格相場
A4三つ折り・コート紙110kg500部15,000~25,000円
A4三つ折り・PP加工付き500部20,000~30,000円
A5二つ折り・マットコート紙90kg1,000部18,000~28,000円

デザイン制作を依頼する場合は別途3万円〜10万円程度かかります。

まとめ:リーフレットで情報を効果的に届けよう

リーフレットは、手軽に作れて訴求力が高く、配布しやすいという三拍子そろった販促ツールです。この記事で紹介したサイズ別の特徴や活用事例、印刷依頼前のチェックポイントを参考に、ぜひ効果的なリーフレット作りに挑戦してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
弊社ではカタログ・パンフレットの制作を行っております。
詳しくは下記リンクより確認でき、資料ダウンロードもできますので、のぞいてみてください!

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