【目的別】失敗しないパンフレットデザイン会社の選び方|実績と料金で比較

「自分にはデザインのセンスがないので、発注先を選ぶにもどうしたらいいのか…」

「長年同じ会社にお願いしてきたけど、コストとデザインの両面で見直したい」

パンフレット制作の担当になったものの、そんな風に悩んでいませんか?

新規顧客の獲得や企業イメージを左右するカタログデザインなどで、料金だけに目を奪われてしまうと、思わぬ落とし穴にハマることもあります。

本記事では、よくある失敗や目的別の選び方やパンフレットデザインのポイントを解説します。ヒントとして活用し、ぜひ最適なパートナー企業を見つけてください。

初めての担当者がパンフレットデザイン会社選びで陥る4つの罠

パンフレット制作を初めて任された担当者が注意したいのは、次の4つの落とし穴です。

(1)料金の安さだけで発注先を決める

 見積もりが安く見えても、追加費用で結果的に高くつくケースがあります。

(2)制作実績数だけで判断する

 集客重視か、ブランド構築重視かなど、得意分野が自社の目的と合っているかを見極めましょう。

(3)社内で決める方向性や素材の準備不足

 コンセプトや素材が揃っていないと、途中で方向性がぶれて完成度が下がります。

(4)コミュニケーション不足

 担当者とデザイン会社との連携が足りないと、進行や修正作業が滞り、納期や品質に影響します。

【目的別】デザイン会社の種類と得意分野

自社の狙いによって選ぶべきデザイン会社は変わります。しかし、この「狙い」がブレていると失敗のもとになります。

企業側の狙いによって発注先に求めるスキルセットは異なる

例えば「新規顧客を狙った販促パンフレットで、集客につながるデザインを重視したい」場合と、「企業全体の印象を高めるブランディングデザインを中心に据えたい場合」とでは、制作者に必要なスキルセットが異なります。

例えば「高級感を打ち出したい」ホテルや化粧品なら、写真の品質や余白の使い方が洗練されたデザインが得意な会社が向いています。

一方で、地元密着の工務店や学習塾のように「親しみやすさ」と「行動喚起」を重視する場合は、明るくわかりやすいデザインを手がける会社が良いでしょう。

また、自社の製品・サービス、あるいはブランド戦略と相性が良いかどうかも重要なポイントです。

【集客特化型】ターゲットを惹きつけるレイアウト、CTA、成果レポート

集客に強い会社は、「ターゲットの興味を引くレイアウト設計」が得意です。見出しや配置で商品・サービスの魅力を端的に伝えます。クーポンやセール情報など、行動を促す要素を前面に出すのも特徴です。

さらに、問い合わせフォームやQRコードなどの導線(CTA)の位置や見せ方にも気を配り、読み手の反応率を高めます。

次回に生かすため成果レポートを提供する会社もあり、発注側がPDCAを回しやすいのも強みです。

【ブランディング特化型】世界観と一貫性で社内モチベーションまで向上

ブランディング重視の会社は、「企業の世界観やメッセージ」をビジュアル化して表現します。色やフォント、写真のテイストを統一し、企業価値を高めるデザインを提案します。

ロゴや名刺・Webなどの複数媒体で一貫性を持たせ、顧客の印象をコントロールする戦略が得意です。

自社のストーリーやビジョンを丁寧に形にしてくれる会社なら、外部からの評価だけでなく、社内のモチベーション向上にもつながります。

3. センスに自信のない担当者でも使える「実績・事例チェックリスト」5項目

デザイン会社を選ぶときは、ただ「受賞歴がある」「有名プロジェクトを手掛けている」というだけで評価してしまいがちです。しかし冷静に、実績資料から、特に以下のようなポイントを確認してみましょう。

✅似た業界・業種での成功事例があるか

✅成果物の中に「その企業らしさ」が表現されているか

✅取り組んだ課題と、提供した解決策が明確か

✅得意分野が自社のパンフレットの制作目的と合うか

✅実際に上がった効果が数字や担当者の声として示されているか

個人的なデザインの好みよりも、「成果につながる工夫」がわかる会社を見極めましょう。

料金比較:費用相場と見積もりで確認すべきこと

パンフレット制作費は、基本料金のほか、撮影・修正対応などの追加費用で総額が大きく変わります。

一般的な項目と相場の目安は以下の通りです。

項目内容相場の目安(税込)
基本デザイン費レイアウト・構成・デザイン提案8万~20万円
ページ追加追加1ページごと1万~3万円
コピーライティングキャッチコピー・本文執筆2万~10万円
撮影費商品・人物・施設の撮影3万~15万円
印刷費A4×500部・フルカラーの場合2万~5万円
修正対応2~3回まで含むケースが多い超過で+1万~
納品データPDF/Aiなど形式により異なる無料~数千円

相見積もりを取る際は、金額だけでなく、修正対応の範囲や品質・サポート体制も含め、総合的に判断しましょう。

失敗しないデザイン会社選定のための具体的な3ステップ

目的と進め方を事前に明確にしておくことが、プロジェクトの成否の分かれ道です。以下をヒントに計画を具体化していきましょう。

▶STEP1:集客かブランド強化か、目的を整理する

集客を重視するのか、ブランド強化を狙うのかを明確にする。

▶STEP2:事例と見積もりを比較し、得意分野や相性をチェックする

発注先候補企業の得意分野や過去事例を確認し、自社課題との相性をチェック。疑問点は質問して確認を。

▶STEP3:担当者と話して進行を確認、信頼性・提案力を判断軸に最終決定する

打ち合わせでスケジュールや連絡方法を共有。担当者が信頼できるかどうかも判断ポイント。「話を丁寧に聞き、説明が明快で、対応が早く、要望に対して具体的な提案があるか」などを判断軸にする。

発注先を選定したら、契約前に金額・納期・作業範囲を明文化して合意しましょう。後のトラブルを防ぎます。

目的→比較→面談→合意の大枠の流れを押さえれば、失敗リスクを減らせます。

まとめ:限られた予算でも、良いデザイン会社は見つけられる

パンフレット制作を成功させるには、まず社内で制作目的を明確にし、その分野に強いデザイン会社を見つけるのがコツです。

過去の実績と併せて、対応力やサポート体制もしっかり確認しましょう。限られた予算でも、正直に相談してみると良い案が見つかることもあります。

今回紹介したポイントを参考に、まずは気になる会社のサイトや制作事例を集めてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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